産後のセックスレスは自然だと心得よう

セックスレスになったきっかけとして、「子どもが生まれてから」と答える夫婦が非常に多いようです。実際、女性は産後一時的に性欲が引っ込んでしまいますので、この時期を上手に乗り越え、いつまでもラブラブな夫婦でいましょう。
産後の女性は、セックスどころではない
妊娠中と産後は特別な時期ですから、セックスレスになってしまうのもある程度は仕方ありません。この時期の女性の体では、めまぐるしくホルモンの変化が起こりますので、やはり男性とは大きく異なるのです。

たとえば出産すると、女性の体では「プロラクチン」というホルモンが多く分泌されます。これは母乳を出すために必要なホルモンなのですが、同時に性欲を低下させる作用もあるのです。

おそらく体が「今は生まれたばかりの赤ちゃんを世話するべき!新たな生殖なんてしている場合じゃない!」と言っているのでしょう。ですから授乳しているうちは月経もなかなか再開しません。非常に理にかなっているのです。

また産後の女性の体では「オキシトシン」というホルモンも分泌されます。これは「愛情ホルモン」とも呼ばれるもので、赤ちゃんに可愛さや母性を感じるために大きな役割を果たすと考えられています。いわば「まったりと幸せにひたる」ためのホルモンです。

ですからやはりこの時期の女性は、セックスに対する興味が失われてしまうのが自然です。それは異常なことでも何でもなく、むしろ妻が子を立派に育てるために必要な変化なのであり、正常だといえるでしょう。
産後に妻を献身的に支えれば、セックスは再開できる!
妊娠後期あたりからセックスは控えるのが普通ですので、そのうえ産後もできないとなると、夫にとってはストレスになってしまうかもしれません。特にまだ若いパパや、性欲旺盛な旦那さんはつらい思いをすることになりそうですね。

しかしこの時期は、何より奥さんの事情を優先してあげましょう。苦しいつわりを乗り越え、可愛い我が子を8カ月もお腹の中で育ててくれた上、信じられない苦しみに耐えてがんばって産んでくれたのです。 その労をねぎらう気持ちがあれば、長い人生のほんの一時期、セックスできないからといってゴネることはないはずです。

さらに産後すぐの女性は、夜中の授乳もあって体力的にも大変です。赤ちゃんが寝ている間、奥さんにもほんの少しでも寝かせてあげましょう。この大変な時に、「ごはんまだぁ?」「セックスできないの?」などと言ってしまっては、そのまま半永久的なセックスレスに突入する可能性もあります。

産後はまず妻を支え、夫はできる範囲で家事や育児をサポートすることが第一です。そのほうが妻の愛情を勝ち取ることができ、大変な時期が過ぎ去った後に再びセックスが盛り上がることでしょう。