夫婦の寝室、音漏れはどうする?

土地が高く住宅事情が良くないわが国においては、夫婦生活の「音」の問題は、結構深刻なテーマです。若いうちは安いアパート住まいとなるカップルが多く、ちょっと大きな声を上げれば隣室に丸聞こえ。愛撫にあえいだ妻の声はもちろん、エクスタシーの瞬間に発する叫びは完全に聞かれてしまいます。激しい行為をすれば、パコパコという音まで響いてしまうこともあるでしょう。

ある程度余裕ができて、一軒家を購入しても、隣家とは接しています。寝室の声が隣の家の人に筒抜けとなってしまうのもよくあること。どちらかの親と同居している場合や、子どもができたときには、一緒に暮らす家族に聞かれてしまうことを気にしなければならなくなります。こうした「音」の問題が故に、性生活を活発にできないとか、快感を十分に味わえないというカップルはかなり多いようです。欲求不満がたまって夫婦仲が悪くなってしまうということも起こり得ます。実は、夫婦にとって「音」はかなり大きな問題なのです。
音が漏れないようにする、が根本解決手段
音漏れを気にしないでいいようにするには、当たり前のことですが、音を漏らさないようにすることです。壁に防音材を張り付けたり、ドアや窓を防音効果の高いものに交換したりするなどが一番の解決策。ちゃんとした業者に依頼すれば、まったく音が外に漏れないように施工してくれるはずです。多少コストはかかりますが、夫婦生活を思う存分楽しむためであれば、決して高くない投資になるはずです。

テレビやラジオの音で、音を消すという方法もあります。少しくらいの音漏れであれば、別の音を加えることで音消しになります。また、部屋のドアに鍵をつけることも大切です。性行為の真っ最中に親や子どもに入ってこられては困ってしまいます。「いつ誰が入ってくるかわからない」という状況では、セックスに集中できませんので、しっかりカギを掛けてすることも大切です。襖(ふすま)や障子などにも、カギをつけることができます。
親との同居は、「気にしない」こと
両親と同居しているために、「音」が気になるというカップルも少なくありません。自分たちの寝室の隣の部屋で両親が眠っている、などという場合、丸聞こえのリスクはかなり高いと言えるでしょう。もちろん、防音壁などにすることも大切で、まずは聞かれないようにするべきですが、「聞かれても仕方がない」と考えるのもひとつの心の持ちようです。わが国では、昔から2世代、3世代が同居をしてきたわけですし、防音壁などない時代には、互いの性生活の音は気にしなかったのです。

10代の夫婦と30代の両親、さらには50代の祖父母の3世代が同居し、それぞれが性生活を営む、という家庭もありました。皆が喘ぎ声を発しながらも、それを互いに聞き流すという文化があったのでしょう。親たちも、長年にわたり性生活を営んできたのです。「やるべきことをやっている」と理解するだけです。小中学生の子どもではありませんので、心理的負担が生じることはないでしょう。

夫婦生活の「音」は問題ですが、解決の方法はあります。どうしても、思いっきり声を出してセックスしたいときには、夫婦でラブホテルに行けばいいのです。そういうカップルも少なくありません。