そのED、健康のイエローサインかも?

EDは夫婦生活に暗い影を落とすだけではなく、実は健康の要注意サインとして現れることもあります。特に生活習慣病とEDには深い関わりがありますので、これを機に生活の見直しをはかってみましょう。
あなたの血管、汚れていませんか?
EDの原因は人それぞれですが、加齢とともに増えてくるのが「動脈硬化」によるものです。これはホースにたとえると分かりやすいのですが、若いころのホース(血管)は、しなやかで中もキレイだったのが、年数が経つと表面が硬くなり、内側にも汚れがたまってきます。これと同じことが血管にも起こってくるのです。

特に血中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増えると、血管壁に付着物がつきやすくなります。すると血液の通り道が狭くなって高血圧にもつながりますし、付着物が何かの拍子に破れて血中に流れてしまうと、それが血栓になることもあるのです。

血栓が心臓周辺の動脈に詰まった場合は「心筋梗塞」に、脳の動脈に詰まった場合は「脳梗塞」になります。これらは処置が遅れると命を落とすこともあるため、非常に危険な病気です。

また勃起に関わる「陰茎動脈」にも、当然ながら影響が出てきます。しかも陰茎動脈は脳や心臓の動脈よりも細いため、動脈硬化の影響を真っ先に受けやすいところです。 ですから40代以降でEDの症状が出てきた男性は、血管の異常も疑い、一度健康診断を受けてみることをおすすめします。
生活を見直して、血管年齢を若くしよう
動脈硬化によるEDは、加齢とともに多かれ少なかれどんな男性にも起こってくるものです。しかし最近では食生活の乱れや運動不足から、30代など若い世代でもリスクが上がっているといわれています。

一方、バランスのとれた食事と適度な運動をしている男性は、50代や60代を過ぎても血管年齢を若いまま維持することができます。そうすれば生活習慣病にかかることなく、またEDにもなりにくいのです。

食事は、塩分や脂肪分控えめのあっさりした和食が理想的です。また野菜や果物も、女性と比べると男性はあまり食べない傾向が見られますので、意識して摂取するようにしましょう。

そしてタバコとお酒にも要注意です。タバコは血管を収縮させるため、あらゆる生活習慣病の重大なリスクファクターとなりますし、お酒も適量を越えると体に害を及ぼします。

さらにウォーキングなど適度な運動を日常にとり入れることも大切です。運動は肥満を解消してくれるほか、たとえば糖代謝を良くして糖尿病にかかりにくい体を作ることにもつながります。

生活習慣病は、一度本格的に発症してしまうと、基本的に長く付き合わなければいけない病気です。将来の健康のためにも、早めに生活を改善しましょう。